DHAとEPAはどう違う?

脳をはじめ、身体全体を健康にしてくれると人気のDHAやEPA。いずれも魚介類の油脂分に多く含まれる栄養成分ですが、その働きには微妙な違いもあります。ここでは、DHAとEPAの働きの違いについて、お話しましょう。

 

脳や網膜の神経に多く含まれるDHA

 

DHAもEPAも、人体にもともと備わっている栄養です。体内の栄養成分は年をとるほどに減少していき、活動によっては消費量が他人より多い人もいるでしょう。DHAは脳や網膜の神経に多く存在している成分で、年をとってもそれほど減少する心配がないといいます。

 

ただしそれは、しっかりEPAを摂取しているときに限ってのこと。また、大人になってからはそれほど減少する心配のないDHAでも、乳幼児期にしっかり摂っておかないと脳の発達問題に関わります。DHAが脳の働きに重大な役割を果たしているのは確実ですが、EPAがDHAに変換されることもあるため、大人になってからはむしろEPAの摂取を重視することを忘れないほうがよいでしょう。

 

血液や血管の働きをスムーズにするEPA

 

一方のEPAは、血液や血管を健康に保つために働いてくれる栄養成分だとして認知されていることが多いのではないでしょうか。

 

確かにEPAの働きの中心は、血液や血管の働きをスムーズにすることなのですが、EPAにはDHAに変換されることもあるという特性があります。

 

そのため、生活習慣病には縁がないと思い込んでいる人でも、EPAを摂取しておいたほうがよいのです。大切なのは、EPAもDHAも、体内には一定量以上を存在させておきたいということ。両成分とも不足しては困りますから、油断せずに食事以外でもサプリメントなどで補給しておくのが賢明です。