脳に睡眠が絶対に必要な理由

脳にとってダメージにつながる要因の一つに、睡眠不足があります。睡眠は、心身の回復を図る行為で、毎日眠ることが健康につながります。

 

一日徹夜すると、翌日は体がボロボロの状態になってしまうように、脳にも休息が必要です。ここでは、脳に睡眠が必要なワケについて、お話しましょう。

 

脳の中がゴミだらけになる睡眠不足

 

寝ている間に行われるという、身体の修復や新陳代謝。その間に、脳でも修復などの作業が行われていますが、もう一つ大事なこととして浄化作業があります。

 

起きている間は、あれもやらなければこれもやらなければと、忙しく働いている脳。食べたものの栄養の中にも脳に悪影響を与える成分が混じっていたり、良い成分からカスが出たり、活性酸素がたまったりもします。

 

こうした、いわばゴミといっていい不要な老廃物の大掃除も、睡眠中に行われているのです。ということは、寝ないでいると脳がどのような状態になるか、想像がつくでしょうか。

 

脳内が、ゴミ屋敷のようになってしまうわけです。ゴミ屋敷では様々な作業が困難になるように、脳の中がゴミで一杯のときにも脳は上手く働いてくれません。だからこそ、脳の掃除を行ってくれる睡眠が必要なのです。

 

排泄に導くリンパ管がない脳

 

通常、身体の中の老廃物を排泄に導く経路は、リンパ管です。毒素を出すマッサージというと、リンパマッサージがよく知られています。

 

しかし、脳にはリンパ管がないため、老廃物がたまればたまるほど機能が低下してしまいます。ただそれでは脳がどんどん老化してしまう一方なので、脳にも良い仕組みがあります。

 

脳内にたまった老廃物を血液中に排出させるため、髄液が回収を行っているのですが、この働きが睡眠中にしか行われないのです。どんなに忙しくても、睡眠だけは削らずにとっておくのが、後々のためにも良いでしょう。