コーヒーは脳に良い?悪い?

コーヒーやお茶に含まれるカフェインには、メリットもあればデメリットもあるといわれます。ひと昔前からガンになるというような説もあったコーヒーですが、実は記憶力の向上に一役買っているという研究結果が報告されているのです。ここでは、コーヒーをはじめとしたカフェインの脳への影響について、お話しましょう。

 

認知能力が向上するコーヒー

 

アメリカの大学での研究では、コーヒーを飲んでから実験した結果、脳の認知能力が高まったという結果の報告をしています。

 

何枚もの画像を見せた数分後に、1つのグループに200mgのカフェイン錠を与え、もう1つのグループには何も入っていない錠剤を与え、体内のカフェインレベルを数時間おきに測定したのです。

 

翌日になってから、再び何枚もの画像を見せて前日との違いを聞いたところ、カフェインを摂っていたグループ内では画像の微妙な違いを当てる確率がかなり高かったとのこと。

 

これはパターン分離という機能で、短期間に記憶する能力を司る海馬がよく働いていることを指すといいます。

 

日本人にも多いアルツハイマー型の認知症では、海馬がまず脳神経細胞を減らしてしまうといいます。だからこそ、昔のことは覚えていても、さっきしたことも忘れてしまうわけですね。

 

コーヒーの飲み過ぎは禁物

 

カフェインに海馬の機能を向上させる作用があるなら、コーヒーを積極的に飲みたいところ。お茶にもカフェインが含まれているものが多いので、コーヒーは飲めない人にもお茶で記憶力を向上させることが可能でしょう。

 

ただ、カフェインの過剰摂取は、毒素を体内に蓄積してしまうことにもなりかねません。一日1杯程度のコーヒーでとどめておくのが、オススメです。因みに、エスプレッソはレギュラーコーヒーよりもカフェインが少ないので、一日2杯くらい飲んでも差し支えないといいます。